おま◯こデビュー
やけにしっくりくるもの、それ以外にはなく腑に落ちるものというのがある。
朕の性の目覚めは早かった。小3の時コロコロコミックの「推理の星くん」のキャラが夢に出てきてメチャクチャエロいことをされたのを皮切りに(皮はまだ被っていた)その日からエロいことばかりを考えるようになった。とはいっても性の知識は乏しく、想像で悶々と過ごす日々であった。
小学5年生のある日、同級生とその弟(1個下)が近くの河川敷というか下水トンネルにエロ本があるというので一緒に行った。
あああ、どんだけエロいんだろう・・・。エロを目的に作られた雑誌だ。ニッセ◯の下着コーナーのお姉ちゃんを眺めて勃起していた少年にとってエロ本は秘密の花園だった。
あるかなぁ怖いなぁ怖いなぁ。心の中の稲川淳二が胸を膨らます。
橋も下にそいつはあった。
「あった!!エロ本だ!!」
そこにはいろんなお姉さんの裸が昆虫図鑑のように並んでいた。でも何かがおかしい。みんなメッチャ茶色く汚れているのだ。
「チョコレートに塗れているのかな?大人はエッチだな」
今思うとスカ◯ロ本だったのだが、幼い私は知る由もない。しかし今の私の変態的志向性を鑑みるにあのス◯トロ本が僕のエロの精孔をこじ開けてしまったのだろう。
そういうわけでエロ本を読んでると同級生の弟が言った。
弟「うわ〜、マ◯コ毛深〜い」
朕「ん?マん?」
弟「マ◯コ」
朕「・・・・・・」
弟「チ◯コのおんな版」
ああああああああああああ!!!!!
脳天をぶち抜かれたかの衝撃。
そうか!!チ◯コの反対はマ◯コなんだ!!!
なんていい響きなんだ・・・!
ハクナマタタよりしっくりくる、マ◯コ。
しっくりくることだけ、やりなさい ──あなただけの「幸せの北極星」の見つけ方
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