モッサ
これは小学校の時の話です。
僕が小学生の時、ハチャメチャに毛深い女子が一人いました。
腕毛、すね毛が摩訶不思議。空を駆け抜け山を越え。
あだ名はシンプルに「ゴリラ」
デリカシーの無い男子はそのことをからかい、女子は泣いていました。
僕も小学生で、すね毛がアドベンチャーだったので毛深いことの恥ずかしさが痛いほど分かりました。
「おい、毛のことでからかうのやめろよな。」
我ながらカッコよかったと思います。
「ありがとう。」
感謝された僕は照れ臭くて、よせやいみたいな感じで去りました。
その女子、小学生高学年になると毛深い腕毛もすね毛も綺麗さっぱり無くなっていました。
「お前、剃ったんだろ〜」
剃ってもイジるんかい。
女子は「剃ってないもん」て泣いてました。
「おい、毛のことでからかうのやめろよな」
やっぱり僕はかっこいいなと思いました。
「ありがとう」
毛のことで女子をからかうのはマジでデリカシーないので辞めた方がいいと思います。
ちなみに僕は中学の時、同級生にチン毛を黒板に貼られました。