暗黒時代の悪魔のゲーム
深夜ですね。街も眠っています。
夜は空気が澄んでいて気持ちがいいんですけど、
昼はなんだか鬱屈した気持ちになりますよね、パーティとか開きたいですね。
毎日パーティなんかしていた時代がありましたっけ。
遡ること、1750年。小島よしおが生まれた年ですね。だから小島よしおは今年で270歳になるんですけど。
その頃、まさにルネサンス。豪華絢爛の時代でした。国王にはルイがいて、その側近には樋口くんがいました。参謀には、ダンディ坂野、アクセルホッパーがいて、さらにはGO!皆川もいたん ですよ。
当時はやっていたことといえば、王様が主催するゲーム「王様ゲーム」です。
ゲームは簡単。王様、または数字が振られたくじを引き、王様を引いた人が「○番が〇〇をする」と命令するものです。
「王様ゲーム1756」はご存知でしょうか。伝説的なゲームでした。
GAME1:血の滲む幕開け
1756年大会のファーストゲームは波乱の幕開けでした。
一斉にくじを引くと、あたりは側近の樋口くん。
暗黙のルールとして、国王である山田ルイ53世が必ずあたりを引くはずでした。
側近の樋口くんの痛恨のミス。間違えて自分であたりを引いてしまったのです。
自分の身が危ないと思った樋口くんは「2番が王様の身を守る!!」と言ったが、
山田ルイ53世は、まさかの王様ルールをガン無視。樋口くんをカッターで切りつけてしまい、大動脈を切ってしまった樋口くんはセロテープで止めました。ただ大事をとって、休憩を取ることにしました。
そして2番を引いていたのは、他の誰でもない国王山田ルイ53世でした。
ファーストゲームから、ルール無視、出血という緊急事態が起こりました。
GAME2:下克上
樋口くんが休憩に入ってしまい、国王を勝たせる術を知らない参謀たちは、天命に命を任せるしかありません。自分が王様のくじでないことを祈りながら、一人一人引いていきます。
「王様だーれだ」
山田ルイ53世は手を上げません。やってしまった。
山田ルイ53世は怒りに震えながら立ち上がり、ワインを注ぎにいく。
ドーベルマンが入ると言われているワイングラスに、満ち満ちにワインとドーベルマンを入れた。席に着くと、グラスからビショビショのドーベルマンを頭に乗せ、
「さあ、誰かな?」と一言。心なしか、ドーベルマンは酔っている。
すると、「はい!」甲高い声が静寂を貫いた。
ドーベルマンが牙を向く。
その先には6歳の誕生日を迎えたばかりの小島よしおが。
山田ルイ53世「お前、くじをよこせ」
小島よしお「…」
山田ルイ53世「おい、聞こえてんだろ。お前のくじを俺に渡せ。はやくしろ!!」
小島よしお「… そんなの関係ねぇ…」
山田ルイ53世「あ?」
小島よしお「そんなの関係ねぇ!!」
山田ルイ53世「俺に歯向かうのか!国王の俺に!」
小島よしお「何の意味もない!国王なんて」
ドーベルマン「ドリュフ…ワァン! ガブリュッ!」
ダンディ坂野、アクセルホッパー、GO!皆川、ですよ。「ゲッツ、ポンポスポポン、ウンチョコチョコチョコピー、ソシタラ~ソウ!」
樋口くん「大丈夫か!?」
小島よしお「だいじょぶ、だいじょぶ…」
それ以降、小島よしおはマリオネットにされてしまいました
いい加減にします。また明日。