偽善者
深夜練終わりに渋谷の街を歩いていたんですよ。するとね、いたるところにホームレス。薄汚れた格好で寂しそうに寝てるんです。
私、たまたま持っていたスティックパンを半分渡して、隣に座って一緒に食べました。
「すまんなぁ。」
そう言って幸せそうに食べるホームレス。
相当お腹がすいていたのか、ものの数秒で食べ終わってしまいました。
話を聞いたところ、勤めていた会社が倒産して、妻と子供は全財産を持って逃げてしまったとか。
なんとも辛い現実。
今まで社会の底辺だとバカにしていたが、それぞれやむを得ない事情があるんだなあと。
偽善者といわれてもいい。
こういった人たちに、少しでも優しさを分けられるような人間になりたいと強く思いました。
なんかいいことしたな。
今日は気分がいい。
いい夢見れそうだ!
電車の優先席にねっころがって帰りました。